皆ー、今日なんの日か知ってる?







・・・え、知らないの?・・・今日はねぇー・・・・・・。



















「「「「・・・ハロウィーン・・・(うん)?」」」」



「おう、ハロウィーンだ、お菓子くれ」





当然のように両手を差し出す



そのしぐさに少々赤面する暁のメンバー・・・、

イタチ、鬼鮫(通称・鮫)、サソリ、デイダラ。





「何顔赤くしてんだよ、熱でもあるのか?」



「「「「・・・いや・・・、別に・・・///」」」」



「なら、早くくれよーお菓子」

「・・・し、しかし・・・いきなり言われても・・・」



突然の催促・・・それにハロウィーンなんて何年ぶりに聞いたのだろうか・・・。

S級犯罪者が、そんな事覚えていられないだろうとイタチが言った。





って、やっぱり子供だな〜、うん。」



さりげなくの頭を撫でるデイダラに、サソリの拳がとんだ。





「いや、なんか甘いものが食べたいだけ・・・」



「なら私がケーキか何か、作りましょうか?」



「「「てめぇは黙ってろ、鮫。(うん)」」」





3人からキツイ口調で言われ、更にキツク睨みつけられたものだから鬼鮫はしくしく泣き始めた。





「鬼鮫ぇー・・・大丈夫かー・・・?」



「・・・皆・・・酷い・・・(さんを除いて)」



しくしくと半ば拗ねながら鬼鮫が部屋を出て行く。





「「「・・・1人脱落・・・」」」





「は、何?」



「「「いや、なんでも・・・(うん)」」」



「てか、何で鬼鮫追い出したんだよ。ケーキくれるっていったのに」





オレのケーキ・・・と呟いて溜め息をつく。



・・・そろそろ自分で買いに行けよ・・・。





、甘いもんなら俺持ってるぜ」



「え、本当?」





サソリの一言に、がパッと蒼い瞳を輝かせる。





「ああ、俺の部屋に来いよ。やるから」



「うん、分かったっ」



「あ、ズルイ旦那・・・・・・っ!!」

「抜け駆けはよくないな・・・」





途端にデイダラとイタチがブーイング。



は構わずサソリの部屋に急いで駆け出した。





「・・・デイダラ、イタチ・・・黙ってろ・・・」



「「え・・・ぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!」」





2人の(悲痛の)叫び声がアジトに響いた・・・・・・。













「遅いぜサソリ。お菓子何処?」



「俺は菓子があるとは言ってないぜ・・・?」





サソリが自室に入ったとき、はベットの上に座っていた。





「え、甘いものって・・・」



「今からやるから、ちゃんと味わえよ?」





途端、の視界が暗くなり唇に暖かい感触がした。



「・・・っん・・・」



少しして、がサソリにキスされていることに気付く。



だってサソリの顔がとてつもなく近かったから・・・



後頭部に手を置かれ、きつく抱きしめられ、は身動きがとれない。



「・・んぅ・・・ふっ・・・」



息が続かず酸素を求めて口を開ければ、サソリの舌が入ってくる。





「ふぅ・・・はぁ・・・あっ・・・」



溜め息に近い声を出しては騒ぐ。

もう頭の中は真っ白だった。



「・・・っん・・・ぷはっ・・・」



「どうだ?甘かったろ?」



唇を離しての顔を覗き込めば、真っ赤だった。





「・・・っサソ・・・リ・・・っ」





とろんとした瞳で見つめれば、サソリは優しくを抱きしめる。

















「・・・好きだぜ、バーカ・・・」

















サソリはの紅髪に口付けた。























Trick or trick ・・・・・・
                   ―お菓子をくれないと、キスするぞ・・・―









・・・文才が欲しい・・・っ!
なんだこの文・・・訳分かんないと自分で突っ込んでる、紅い死神です・・・。
甘・・・いのかな・・・(←馬鹿)
すいません、毎度毎度・・・・・・(汗
ていうか、イタチ達放置状態・・・この文だからわかんなくて当然なんですけど、
サソリはイタチとデイダラをボコッてヒロインを1人じめ・・・みたいな。
読んでくれた方、ありがとうございました。
そしてごめんなさい・・・。


この作品は「紅い死神」様の夢小説投稿作品です。
「紅い死神」様、ご投稿有難う御座いました。

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